サーキュレーターとエアコンを併用するときは、冷房と暖房で置き場所の考え方が変わります。
冷房では床付近にたまりやすい冷気を動かし、暖房では天井付近にたまりやすい暖気を下へ戻すのが基本です。
ただし、実際の部屋では「エアコンの対角線上に置く」と言われても、家具やベッド、コード、ドアの位置でうまく置けないことがあります。
そのため、置き場所の正解を1つに決めるよりも、まず冷房・暖房それぞれの考え方を押さえたうえで、自分の部屋に合わせて調整することが大切です。
この記事では、冷房・暖房別の置き場所、対角線上に置けない場合の代替案、2部屋や寝室での考え方、後悔しやすい置き方まで整理します。
【この結論まとめ】
- 冷房時は、床付近の冷気を部屋の奥へ送れる位置に置くのが目安です。
- 暖房時は、天井付近の暖気を下へ戻せるように、上向きや天井方向を意識します。
- 対角線上に置けない場合は、風が家具や壁にすぐ当たらない場所を優先します。
- 風が体に当たり続ける、コードが邪魔、音が気になる置き方は後悔につながりやすいです。
- 置く場所がない部屋では、無理に買わず、エアコンの風向きや扇風機で足りる場合もあります。
冷房時の置き場所は床付近の冷気を動かせる位置が目安

冷房時は、床付近にたまりやすい冷気を部屋の奥や人がいる場所へ送れる位置に置くのが基本です。
ただし、風が体に直接当たり続けると不快になりやすいので、涼しさを広げることを優先して向きを調整します。
| 冷房時の置き方 | 向いている部屋 | 注意点 |
|---|---|---|
| エアコンを背にして置く | 冷気を部屋の奥へ送りたい部屋 | 人に直接風が当たらない向きにする |
| エアコンの対面側に置く | 床付近の冷気だまりを動かしたい部屋 | 壁や家具に風がすぐ当たらないか確認する |
| ドア付近に置く | 隣の部屋へ冷気を送りたい部屋 | 通路やコードが邪魔にならないようにする |
| 部屋の中央寄りに置く | 家具が多く、壁際に置きにくい部屋 | 生活動線をふさがない位置にする |
(出典:アイリスオーヤマ、リズム、東京電力くらしTEPCO)
※本内容は執筆時点。最新情報は公式サイト確認。
エアコンを背にして置くと冷気を遠くへ送りやすい
冷房時にまず試しやすいのは、サーキュレーターをエアコン側に置き、エアコンの風を背にするような向きです。
床付近に下りてきた冷気を吸い込み、部屋の奥へ送るイメージです。
この置き方は、リビングの奥まで冷気が届きにくい部屋や、エアコンのある部屋から隣の部屋へ風を送りたい場合に向いています。
ただし、風がソファやベッドに座っている人へまっすぐ当たると、涼しいというより寒く感じることがあります。少し斜め上に向けるか、人のいない方向へずらすと使いやすくなります。
エアコンの対面に置くと冷気だまりを広げやすい
部屋の床付近が冷えているのに、上半身や部屋の奥が暑く感じる場合は、エアコンの対面側に置く考え方もあります。
この場合は、床付近の冷気をすくい上げるようにして、部屋の中へ戻すイメージです。
エアコンの対面に置くときは、サーキュレーターの前に家具や壁が近すぎないかを見ます。
風がすぐ止まる場所では、空気を動かす力が弱くなり、ただ音だけが気になる状態になりやすいです。
風が体に直接当たるときは向きを少し上げる
冷房時に後悔しやすいのは、サーキュレーターの風が体に当たり続ける置き方です。
サーキュレーターは扇風機よりも、まっすぐ遠くまで届く風を作るものが多いため、近い距離で体に当たると冷えすぎることがあります。
風が気になるときは、次の順で調整します。
冷房時に風が当たるときの調整順
- 風向きを少し上げる
- 風量を弱くする
- 人の正面から少しずらす
- 首振りを使うか、逆に首振りを止めて風の方向を固定する
- 置き場所をソファやベッドから離す
「冷気を人に当てる」より、「冷気を部屋に広げる」と考えると、失敗しにくくなります。
暖房時の置き場所は天井付近の暖気を下へ戻す位置が目安

暖房時は、上にたまりやすい暖気を下へ戻すことが大切です。
対角線上や部屋の中央から、天井方向へ風を送る置き方が試しやすいです。
| 季節 | 空気のたまりやすい場所 | サーキュレーターの向き | 置き場所の目安 |
|---|---|---|---|
| 冷房 | 床付近 | 水平〜やや上向き | エアコン側、対面側、ドア付近 |
| 暖房 | 天井付近 | 上向き、天井方向 | 対角線上、部屋の中央、エアコンの対面側 |
| 2部屋 | 部屋の境目で止まりやすい | 隣の部屋へ向ける | ドア付近、中間地点 |
| ロフト | 上下で温度差が出やすい | 上下の空気を動かす | ロフト付近、下の部屋、必要なら2台 |
(出典:アイリスオーヤマ、Panasonic、東京電力くらしTEPCO)
※本内容は執筆時点。最新情報は公式サイト確認。
対角線上に置くと部屋全体をかき混ぜやすい
暖房時は、エアコンの対角線上にサーキュレーターを置き、天井方向へ風を送る置き方がよく使われます。
暖かい空気は上にたまりやすいため、天井付近の空気をかき混ぜることで、足元の冷えをやわらげやすくなります。
ただし、対角線上に置けば必ずうまくいくわけではありません。
途中に背の高い家具がある場合や、部屋の形が細長い場合は、風が部屋全体に回らないことがあります。その場合は、部屋の中央寄りや、家具の手前に移動して試す方が合うこともあります。
部屋の中央では真上に向けると使いやすい
部屋の対角線上に置きにくい場合は、部屋の中央付近に置いて、サーキュレーターを真上に向ける方法もあります。
この置き方は、天井付近にたまった暖気を動かしたいときに使いやすいです。
特に、リビングの真ん中にテーブルがある部屋では、端から端へ風を送るよりも、真上に向けた方が人に風が当たりにくい場合があります。
ただし、中央に置くとコードが通路を横切りやすくなります。家族がよく通る場所では、転倒やつまずきにつながらない位置を優先します。
エアコンの真下に置く場合は風の逃げ道を確認する
「暖房 サーキュレーター エアコンの真下」と検索する人も多いですが、真下に置くこと自体が必ず悪いわけではありません。
大切なのは、サーキュレーターの風がどこへ抜けるかです。
エアコンの真下に置いても、風がすぐ壁や棚に当たる場合は空気が回りにくくなります。逆に、上向きに風が抜けて部屋全体へ広がるなら、置き場所の候補になります。
真下に置く前に見るポイント
- 風が天井方向へ抜けるか
- エアコンの風とぶつかりすぎないか
- 本体やコードが邪魔にならないか
- 子どもやペットが触りやすい位置ではないか
- 掃除のときに動かしやすいか
真下に置くかどうかは、「場所」だけでなく「風の抜け方」で判断するとわかりやすいです。
対角線上に置けないときは風の通り道を優先する

理想の位置に置けない場合は、対角線上にこだわりすぎず、家具や壁に風がすぐ当たらない場所を優先します。
サーキュレーターは、正解の場所に置く家電というより、空気の通り道を作る家電です。
家具が多い部屋では低い位置の抜け道を探す
家具が多い部屋では、理想の置き場所よりも、風が通れるすき間を探す方が現実的です。
たとえば、ソファの横、テレビ台の手前、ベッドの足元など、風が奥へ抜ける場所が候補になります。
反対に、次の場所は効果を感じにくいことがあります。
家具が多い部屋で避けたい置き方
- 本棚や棚に風がすぐ当たる場所
- ソファの背面にぴったり置く場所
- カーテンや布に風が吸われる場所
- テーブルの脚や椅子で風が止まる場所
- 人がよく通る通路の真ん中
家具が多い部屋では、「どこが理想か」よりも「どこなら風が止まらないか」を見た方が判断しやすいです。
棚の上に置くより床置きが合いやすい場面が多い
サーキュレーターを高い位置に置くと、床の邪魔になりにくいメリットがあります。
ただし、冷房時に床付近の冷気を動かしたい場合は、高い位置に置くと狙った空気を動かしにくいことがあります。
暖房時でも、棚の上に置いた風が人の顔や上半身に当たると、不快に感じる場合があります。
高い位置に置くなら、次の条件を確認します。
| 高い位置に置く場合 | 合いやすい条件 | 注意点 |
|---|---|---|
| 棚の上 | 床に置くと邪魔になる部屋 | 落下しにくい安定した場所にする |
| 家具の上 | 天井付近の空気を動かしたいとき | 人の顔に風が当たらないようにする |
| 壁寄せの台 | 子どもやペットが触りにくい位置にしたいとき | 風が壁にすぐ当たらないか確認する |
| 床置き | 冷房時に床付近の冷気を動かしたいとき | コードと生活動線に注意する |
(出典:アイリスオーヤマ、リズム、東京電力くらしTEPCO)
※本内容は執筆時点。最新情報は公式サイト確認。
高い位置は便利ですが、冷房時の床付近の冷気を動かす目的とは合わないことがあります。
コードが邪魔になる場所は後悔しやすい
置き場所を考えるときは、風の向きだけでなくコードの位置も大切です。
リビングや寝室では、サーキュレーター本体よりもコードが邪魔になって使わなくなることがあります。
特に注意したいのは、ドア付近、ベッド横、ソファ前、キッチンへの通路です。
サーキュレーターを置く前に、次のチェックをしておくと後悔しにくくなります。
置き場所チェック
- コンセントまでコードが届く
- 通路をコードが横切らない
- 掃除機をかけるときに邪魔になりにくい
- 子どもやペットが引っかけにくい
- 使わない季節に収納しやすい
風の流れだけで置くと、毎日の生活では邪魔に感じることがあります。続けて使うには、置きっぱなしにしても困らない場所かどうかも大事です。
2部屋・ロフト・ワンルームでは置き方の考え方が変わる

2部屋やロフトでは、1部屋の空気を均一にするよりも、空気を送る方向をはっきり決めることが大切です。
ワンルームや寝室では、空気を回すことに加えて、風・音・光のストレスも確認します。
| 部屋タイプ | 置き場所の目安 | 向きの考え方 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 2部屋 | ドア付近、部屋の中間 | エアコンのある部屋から隣へ送る | 通路をふさがない |
| 隣の部屋 | ドアの手前か中間地点 | 風が抜ける方向へ向ける | 扉や家具で風が止まらないか見る |
| ロフト | ロフト付近、下の部屋、必要なら2台 | 上下の空気を動かす | 1台で無理に届かせない |
| ワンルーム | ベッドやソファに直接当たらない位置 | 部屋全体にやわらかく回す | 風が近すぎると不快になりやすい |
| 寝室 | ベッドから離れた位置 | 体に当てず、空気だけ動かす | 音・光・首振り音を確認する |
(出典:アイリスオーヤマ、Panasonic、東京電力くらしTEPCO)
※本内容は執筆時点。最新情報は公式サイト確認。
2部屋ではドア付近から空気を送る
エアコンのある部屋から隣の部屋へ冷気や暖気を送りたい場合は、ドア付近や部屋の中間に置くと考えやすいです。
冷房時は、床付近の冷気を隣の部屋へ送るようにします。
暖房時は、上にたまりやすい暖気をかき混ぜながら、隣の部屋へ流れるようにします。
ただし、部屋が直線上につながっていない場合は、1台でうまく届かないことがあります。廊下を挟む、曲がった間取り、ドアの位置がずれている部屋では、サーキュレーターを中間地点に置く方が合う場合もあります。
ロフトは1台で届かないなら2台使いも考える
ロフトや吹き抜けのある部屋では、上下で温度差が出やすいです。
暖房時は上に暖気がたまりやすく、冷房時は下の空気だけが冷えやすくなります。
1台で上下の空気を十分に動かせない場合は、無理に風量を強くするよりも、2台使いを考える方が現実的なことがあります。
ただし、2台使いは音・置き場所・コード・掃除の手間も増えます。ロフト対策だけで購入するなら、置く場所と収納場所まで先に確認しておくと安心です。
ワンルームは風が体に当たりすぎない位置を選ぶ
ワンルームでは、サーキュレーターと人の距離が近くなりやすいです。
そのため、風量よりも、風が直接当たり続けない置き方が大切です。
ベッドやデスクの正面に置くと、冷房時は寒く、暖房時は乾燥感や風の不快感が出ることがあります。
ワンルームでは、壁際や家具の横から斜めに送る、真上に向ける、弱運転で使うなど、直接風を避ける工夫が合いやすいです。
寝室は音・光・首振り音を先に確認する
寝室で使う場合は、置き場所だけでなく、音と光も見ます。
昼間は気にならない運転音でも、夜は大きく感じることがあります。表示ランプや操作音、首振り時の小さな音が気になる人もいます。
寝室では、次のような条件を優先します。
寝室で確認したい条件
- 弱運転でも空気が動く
- 表示ランプがまぶしすぎない
- 首振り音が気になりにくい
- タイマーが使える
- ベッドに直接風が当たらない
- 掃除しやすく、ホコリをためにくい
寝室用に買うなら、風量だけでなく「眠りを邪魔しにくいか」を見ることが大切です。
逆効果になりやすい置き方と後悔しやすい条件

サーキュレーターは、置き方を間違えると空気が回らず、風だけが不快に感じることがあります。
効果がないと感じるときは、本体性能よりも、置き場所や風の通り道が原因になっている場合があります。
| 後悔しやすい置き方 | 起こりやすい不満 | 見直すポイント |
|---|---|---|
| 風が壁や家具にすぐ当たる | 空気が回らない | 風が抜ける方向へずらす |
| 人に直接当たり続ける | 寒い、乾く、不快 | 角度を上げる、距離を取る |
| 高い場所に置きっぱなし | 床付近の冷気が動かない | 冷房時は床置きも試す |
| 通路に置く | 邪魔、コードが危ない | 壁際や家具横へ移動する |
| 寝室で強運転する | 音や光が気になる | 弱運転、タイマー、静音性を確認する |
| 掃除しにくい場所に置く | ホコリがたまる | 掃除しやすい位置にする |
(出典:アイリスオーヤマ、Panasonic、リズム)
※本内容は執筆時点。最新情報は公式サイト確認。
風が壁や家具にすぐ当たる
サーキュレーターの風が壁や家具にすぐ当たると、空気が部屋全体へ広がりにくくなります。
特に、本棚、テレビ台、ソファの背面、カーテンの近くは注意が必要です。
「風が出ているのに効いている感じがしない」ときは、サーキュレーターの前に障害物がないかを見ます。
少し横へずらすだけで、風の抜け方が変わることもあります。
人に直接風が当たり続ける
サーキュレーターは空気を動かす家電です。
人に風を当てる目的なら扇風機の方が合う場合もあります。
冷房時に風が当たり続けると寒く感じやすく、暖房時でも風の乾燥感が気になることがあります。
風が人に当たる場合は、風量を下げるだけでなく、向きと距離を変えることが大切です。
高い場所に置いて床付近の空気が動かない
高い位置は床を広く使えるメリットがあります。
ただし、冷房時に床付近の冷気を動かしたい場合は、高い位置に置くと目的とずれることがあります。
「高い位置に置いた方が空気が回りそう」と感じるかもしれませんが、冷房では床付近に冷気がたまりやすいです。
冷房で効果を感じにくいときは、一度床置きを試すと判断しやすくなります。
音やランプが寝室で気になる
寝室では、昼間のリビングより小さな音が気になります。
サーキュレーターの運転音だけでなく、首振り音、操作音、表示ランプも見落としやすいポイントです。
寝室で使う前提なら、次の優先順位で選ぶと後悔しにくいです。
寝室での優先順位
- 静音性
- 風量の細かい調整
- タイマー
- 表示ランプの控えめさ
- 掃除しやすさ
- 置き場所に合うサイズ
風が強いモデルほどよいとは限りません。寝室では、弱い風を安定して使えることも大事です。
子どもやペットが触りやすい場所しかない
子どもやペットがいる家庭では、置き場所の自由度が下がります。
床に置くと倒す、コードに引っかかる、ボタンを押す、吹き出し口に触るといった不安が出やすいです。
この場合は、風の効率だけでなく、安全に置ける場所を優先します。
安定した台の上、家具の横、生活動線から外れた場所などを考えます。ただし、高い位置に置く場合は、落下しにくいかも確認が必要です。
エアコン併用で使いやすいサーキュレーターの選び方

置き場所に合うサーキュレーターを選ぶなら、風の届き方、静音性、首振り、掃除しやすさを確認すると失敗しにくいです。
商品選びは、人気や価格だけでなく「どこに置いて、どこまで風を送るか」から考えると選びやすくなります。
対応畳数は部屋より少し余裕を見て選ぶ
サーキュレーターは、使う部屋の広さに合うものを選ぶことが大切です。
部屋の広さぎりぎりのものを選ぶと、風量を強くしないと届きにくくなり、音が気になる場合があります。
リビングや2部屋で使うなら、部屋の広さより少し余裕のある対応畳数を確認します。
ただし、大きすぎるモデルは置き場所や収納で困ることもあります。広さだけでなく、本体サイズも一緒に見ます。
寝室なら静音性と表示ランプを確認する
寝室では、風の強さよりも静かに使えるかが重要です。
弱運転でも空気が動くか、タイマーがあるか、表示ランプがまぶしすぎないかを確認します。
寝る前だけ使うならタイマー付きが便利です。朝までつけっぱなしにしない使い方がしやすくなります。
また、首振りを使う場合は、首振り時の音も見たいポイントです。
2部屋なら風の強さと角度調整を重視する
2部屋で使うなら、風がまっすぐ遠くまで届くかを見ます。
隣の部屋へ送る場合、広くふんわりした風よりも、方向を決めて送れる風の方が合うことがあります。
角度調整が細かいモデルなら、床付近、水平、天井方向へ使い分けやすいです。
首振りは便利ですが、2部屋へ風を送りたいときは、首振りで風が散りすぎることもあります。固定と首振りを切り替えられるかも確認しておくと安心です。
掃除しにくい形はホコリで使わなくなりやすい
サーキュレーターは空気を動かすため、ホコリがたまりやすい家電です。
掃除しにくい形だと、使うほど汚れが気になり、出しっぱなしにしにくくなります。
選ぶ前に見るポイントは、前面ガードを外せるか、羽根まわりを掃除しやすいか、本体を動かしやすいかです。
| 買う前に見る条件 | 確認したいこと | 後悔しやすい例 |
|---|---|---|
| 置き場所 | 床・棚・ドア付近に置けるか | 買った後に置く場所がない |
| 風の届き方 | 部屋の奥や隣室まで届くか | 風量を強くして音が気になる |
| 静音性 | 寝室で弱運転できるか | 夜だけ使いにくい |
| 首振り・角度 | 冷房と暖房で向きを変えられるか | 天井方向に向けにくい |
| 掃除しやすさ | ガードや羽根まわりを掃除できるか | ホコリがたまって使わなくなる |
| 収納 | 使わない季節にしまえるか | 出しっぱなしで邪魔になる |
(出典:アイリスオーヤマ、Panasonic、リズム)
※本内容は執筆時点。最新情報は公式サイト確認。
サーキュレーターが向いている人・向いていない人

サーキュレーターは、空気の通り道を作れる部屋では役立ちやすい一方、置く場所がない部屋では無理に買わない方が合うこともあります。
「エアコンと併用すれば必ず快適になる」と考えず、自分の部屋で使いやすいかを先に見ておくと後悔しにくいです。
向いている人
サーキュレーターが向いているのは、エアコンの風が届きにくい場所があり、空気の流れを作る余地がある人です。
リビングの奥が暑い、足元だけ冷える、2部屋に空気を送りたい、ロフトで温度差があるといった場合は、試す価値があります。
向いている人
- エアコンの効きにムラを感じる人
- 部屋の奥や隣の部屋へ空気を送りたい人
- 冷房時の冷気だまりや暖房時の足元の冷えが気になる人
- 置き場所とコンセントを確保できる人
- 風向きや風量を調整して使うのが苦ではない人
- 掃除や収納の手間を許容できる人
向いている人でも、置き場所が悪いと効果を感じにくくなります。購入前に、どこへ置くかを具体的に決めておくと安心です。
向いていない人
向いていないのは、サーキュレーターを置く場所がない人や、風・音・コードのストレスが大きくなりやすい人です。
特に、狭い寝室や家具が多いワンルームでは、風の通り道より生活動線を優先した方がよいことがあります。
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| エアコンの効きにムラがある | エアコンだけで部屋全体が十分快適 |
| 置き場所と風の通り道がある | 家具が多く、風がすぐ止まる |
| 2部屋やロフトに空気を送りたい | 1台置くと通路がふさがる |
| 音や風量を調整して使える | 音や光に敏感で寝室中心に使う |
| 掃除や収納の手間を許容できる | ホコリ掃除や出し入れを増やしたくない |
| 子どもやペットが触りにくい場所に置ける | 触りやすい場所にしか置けない |
(出典:アイリスオーヤマ、Panasonic、リズム)
※本内容は執筆時点。最新情報は公式サイト確認。
向いていない条件に当てはまる場合は、無理に買う必要はありません。
エアコンの風向きや風量設定、扇風機、家具配置の見直しで十分なこともあります。
扇風機やエアコン設定で足りる場合もある
サーキュレーターは空気を動かすのが得意ですが、人が涼しく感じる風を当てたいなら扇風機の方が合う場合があります。
また、部屋が狭く、エアコンだけで温度ムラが少ないなら、サーキュレーターを増やしても効果を感じにくいことがあります。
買う前に、次の順で試すと判断しやすいです。
買う前に試したい順番
- エアコンの風向きを変える
- エアコンの風量を自動運転にする
- ドアを開けて空気の通り道を作る
- 家具の位置を少し変える
- 扇風機で足りるか試す
- それでも温度ムラがあるならサーキュレーターを検討する
サーキュレーターは便利な家電ですが、置き場所がなければ使いにくくなります。買う前に「置く場所」「風の通り道」「邪魔にならないか」を確認することが大切です。
よくある質問(FAQ)
Q. サーキュレーターはエアコンのどこに置くのがよいですか?
A. 冷房時は床付近の冷気を動かせる位置、暖房時は天井付近の暖気を下へ戻せる位置が目安です。部屋の形によって、対角線上・エアコンの対面・部屋の中央を試します。
Q. 冷房ではサーキュレーターをエアコンに向けるべきですか?
A. 部屋の形によって変わります。エアコンの冷気を遠くへ送りたい場合は背にして置き、冷気だまりを広げたい場合は対面から送る置き方もあります。
Q. 暖房ではサーキュレーターを天井に向けるのが正解ですか?
A. 多くの場合、天井方向へ向けると暖気をかき混ぜやすいです。ただし、部屋の中央に置くか、対角線上に置くかは家具や生活動線で調整します。
Q. サーキュレーターをエアコンの真下に置くのは効果がありますか?
A. 効果が出る場合もありますが、風がすぐ壁や家具にぶつかると空気が回りにくいです。真下に置くなら、風が部屋の奥や天井方向へ抜けるかを確認します。
Q. 冷房や暖房でサーキュレーターが逆効果になることはありますか?
A. あります。風が人に当たり続ける、家具で風が止まる、高い場所に置いて床付近の空気が動かない場合は、快適さにつながりにくいです。
Q. 2部屋にエアコンの風を送るならどこに置けばよいですか?
A. エアコンのある部屋から隣の部屋へ風が抜ける位置が目安です。ドア付近や部屋同士の中間で、冷気や暖気の通り道を作れるかを確認します。
Q. サーキュレーターは首振りありの方がよいですか?
A. 風を広く散らしたい部屋では便利です。ただし、遠くへまっすぐ風を送りたい場合は、首振りよりも角度固定の方が合うこともあります。
Q. 置き場所がない部屋でもサーキュレーターは買うべきですか?
A. 無理に買わなくても大丈夫です。エアコンの風向き、扇風機、家具配置、ドアの開け方で改善できる場合もあります。
まとめ
サーキュレーターとエアコンを併用するときは、季節と部屋の条件に合わせて置き場所を変えることが大切です。
- 冷房時は、床付近の冷気を部屋の奥へ送れる位置に置く
- 暖房時は、天井付近の暖気を下へ戻せるように上向きを意識する
- 対角線上に置けないときは、風が止まらない通り道を優先する
- 2部屋・ロフト・寝室では、風の方向だけでなく音や邪魔さも見る
- 置く場所がない、風が体に当たる、コードが邪魔な場合は無理に買わなくてもよい
迷ったときは、まず冷房と暖房で「どの空気を動かしたいか」を考えると、置き場所を決めやすくなります。
参考文献・出典
- アイリスオーヤマ「暖房とサーキュレーターの併用で電気代節約!効果的な置き方と選び方」
- アイリスオーヤマ「冷房効率を上げて節電!エアコン×サーキュレーターの効果的な使い方とは?」
- Panasonic「冬はエアコン暖房とサーキュレーターの併用がおすすめ!」
- Panasonic「エアコン暖房の風向きは『下』が正解!設定温度を上げずに暖かく過ごすコツ」
- リズム「エアコンとサーキュレーターは併用しよう!節電につながる置き方のコツ」
- 東京電力くらしTEPCO「サーキュレーターの効果的な使い方は?効率を上げる置き方を解説」
- 東京電力くらしTEPCO「【図解】冷房にサーキュレーターは逆効果?正しい置き方と使い方」
- 東京電力くらしTEPCO「【図解】暖房時サーキュレーターの置き方は?逆効果にならない効果的な使い方」
※掲載情報は執筆時点のものです。
※最新情報は各公式サイトをご確認ください。
